- トップ
- 取扱サービス・ソリューション
- Cisco Secure Access(セキュア アクセス)
Cisco Secure Accessとは?
IT環境と脅威の状況は、変化し続けています。リモートユーザーやハイブリッドユーザーは以前から存在しましたが、今や大多数を占め、管理下・非管理下の、複数のデバイスを使いこなしています。また、クラウドサービスの利用が加速度的に進んでいます。その一方、脅威や攻撃の手口は高度化し、より巧妙になっています。ユーザーの利便性と快適性を保ちつつ、セキュリティーを担保することが重要な課題となっています。
「Cisco Secure Access」は、このような課題を解決するSSE(セキュリティーサービスエッジ)製品です。
特徴
-
管理画面の統合に加え、ポリシー設定を一元的に統合し設定と管理を簡素化
-
柔軟な展開オプション
-
エンドポイント、ネットワークおよびオンプレミス アプリケーションに対するCisco Secure Accessへの柔軟な接続方式
-
Appleデバイスのユーザーは、エージェント導入を不要にした「iCloud Private Relay」対応
-
-
ユーザーに操作を意識させないオンプレミス アプリケーション アクセス
-
ユーザーが意識することなくVPNまたはZTNAなどの接続方式を自動的に選択(全てのアプリケーションに対応)
-
社内外に関わらずエンドポイント SSEだけでなくSaaSアプリケーションへの経路を最適化し、ユーザーの生産性を向上
-
-
スケーラビリティーおよび機能拡張性
-
お客さまあたり30万ユーザーを想定したスケーラブルなSSE
-
ダイナミックルーティングプロトコル、全アプリケーション対応、ZTNAなどユニークな機能と将来拡張性
-
クラウドセキュリティーの概念図
さらに、シスコシステムズ社が提供している他のセキュリティー商品と連携することで、シームレスかつ柔軟に、より広範囲にわたりセキュリティー脅威に対応することが可能になります。
Cisco Secure Access 機能概要
次世代型SSEであるCisco Secure Accessは、Clientからのさまざまな接続方式に対応しています。
例えば、管理対象の端末の場合、Cisco Secure Clientエージェントをインストールした上で、VPN接続、ZTNAでの接続、あるいはインターネットにダイレクトにアクセスするといった接続するアプリケーションやサービスごとに応じて接続方式を選択可能です。
また、非管理対象の端末からの接続においても、接続時にポスチャーベースのチェックを実施した上で、SAML/Cookieをサポートするブラウザーからのアクセスが可能です。いずれの場合も、管理者が一度設定を行えば、利用者側は接続先やアプリケーションごとの接続方式を意識することなく、利用可能です。
ライセンスの種類による主な機能の違い
Cisco Secure Accesはライセンスの種類に応じて提供機能が異なります。
Cisco Secure Access Essentials
- 安全なインターネットアクセス
- 安全なプライベートアクセス
- SWG
- ZTNA
- レイヤ3および4のファイアウオール
- CASB
- RBI(レベル Risky)など
Cisco Secure Access Advantage
上記Cisco Secure Access Essentialsのすべての機能プラス
- レイヤー7ファイアウオール
- IPS
- DLP
- RBI(レベル ALL)など※
-
※
Private AccessのDLPについては以降のリリースにて対応予定
共通項目
-
ユーザー単位のライセンス
-
最小100ユーザーから
-
サブスクリプションの期間
-
1、3、5年間のサブスクリプション
-
契約別の非標準契約
-
-
注1)
ライセンス数、サブスクリプション アップグレードは、サブスクリプション期間中はいつでも可能
-
注2)
Secure Clientのユーズケースによっては、別途ライセンスが必要となる場合があります
| カテゴリー | 機能 | Essentials | Advantage |
|---|---|---|---|
| セキュアな アクセス |
セキュアインターネットアクセス(SIA) ・ローミングセキュリティー ・SD-WAN DIA ・RA-VPN |
○ | ○ |
| セキュアプライベートアクセス ・クライアントベースのZTNA ・クライアントレスZTNA ・安全なリモートアクセス(RA-VPN) |
○ | ○ | |
| 基本 セキュリティー |
Web アプリおよびプライベートアプリのレイヤー3およびレイヤー4を制御するクラウド提供型ファイアウオール | ○ | ○ |
| セキュアWebゲートウェイ(プロキシーWebトラフィック、URLフィルタリング、コンテンツフィルタリング、高度なアプリ制御) | ○ | ○ | |
| CASB - クラウドアプリの検出、リスクスコアリング、ブロック、クラウドマルウエアの検出、テナント制御 | ○ | ○ | |
| リモートブラウザー分離(Risky) | ○ | ○ | |
| 安全なマルウエア分析(サンドボックス) | 制限付き | 無制限 | |
| 高度な セキュリティー |
クラウド提供型のレイヤー7ファイアウオール | - | ○ |
| IPS保護 | - | ○ | |
| Webアプリケーションのデータ損失防止(DLP) | - | ○ | |
| リモートブラウザー分離(ALL) | - | ○ | |
| サポート | 電子メールと電話による24時間年中無休のシスコサポートへのアクセス | ○ | ○ |
Why ユニアデックス?
ユニアデックスでは、Cisco Secure Accessをご利用のお客さま向けに、セキュリティーサービスのステータスチェックや、操作、イベント分析などを担当エンジニアが代行実施することにより、お客さまのセキュリティー維持管理を支援する有償型の技術支援サービスをご提供しております。
サービス内容


技術支援内容
-
セキュリティーイベント対応
-
イベントを判断してほしい
-
脅威の詳細と対処方法を教えてほしい
-
対処してほしい
-
-
利活用支援
-
設定を最適化してほしい
-
過検知を低減してほしい
-
脆弱点を把握して改善につなげたい
-
疑わしい端末を抽出してほしい
-
レポート内容
-
現状の把握と改善
-
稼働状況
-
トピックス
-
改善案
-
セキュリティー概況
-
端末のリスク評価
-
環境のリスク評価
-
商品販売元
シスコシステムズ合同会社
関連サービス・ソリューション一覧
Cisco Secure Networking(シスコ セキュアネットワーキング)
ネットワークとセキュリティーを統合したシステム設計で、シンプルで持続可能な運用を実現
Cisco Secure Endpoint (旧称:AMP for Endpoints)
次世代エンドポイントセキュリティー対策
Cisco SD-WAN
クラウドネーティブ時代の WAN 環境がここに
更新日:2024年09月12日
※記載の製品、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。
※
Secure Internet Access(SIA):Umbrellaの機能から継承しているインターネットセキュリティー機能
※
Secure Private Access(SPA):ZTNA/VPNaaSなどのリモートアクセス機能