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概要
SaaSをはじめとするクラウドサービスはどこでも利用できる便利さ、導入の容易さなどが後押しとなり、企業での利用は拡大を続けています。一方で、以下のような新たな課題が生じ始めています。
- データの場所がクラウドにシフトしたことで、ゲートウェイのデータの流通が大きく変化し、限界が生じ始めた
- さまざまなクラウドサービスをユーザーがどのように利用しているか把握できていない。またサービスの安全性も不明である
- クラウドサービスへのアクセス制限、アカウント管理ができていない
- クラウド上のデータに対し、ガバナンスやリスクマネジメント、コンプライアンスについての対応ができていない

ユニアデックスでは、こうしたクラウドネイティブ時代特有の課題に対して、「CloudPas」(クラウドパス)によってお客さまに最適な解決策を提供します。「CloudPas」とは、ゼロトラストベースのあたらしいセキュリティーアーキテクチャーと魅力あるユーザーエクスペリエンスを実現するサービスの総称で、主に以下の機能を複合的に提供します。
Secure Gateway、SDP、IDaaS、CASB、EMM、DATA Platform、EDR、SD-WAN、SIEM、SOAR etc.
Secure Gateway | : |
プロキシー、URLフィルタリング、アンチマルウエア、SSLスキャン、次世代ファイアウオール、サンドボックスなど |
SDP | : |
Software Defined Perimeterの略。セキュリティーの境界を柔軟に定義するしくみのこと |
IDaaS | : |
Identity as a Serviceの略。ディレクトリ、認証、多要素認証、ID管理など |
CASB | : |
Cloud Access Security Brokerの略。シャドーIT、サンクションITの可視化やアクセス制御など |
EMM | : |
Enterprise Mobility Managementの略。マルチデバイスのOSセキュリティー管理など |
DATA Platform | : |
クラウドストレージサービス、アクセス管理、マルチデバイスビュアーなど |
EDR | : |
Endpoint Detection and Responseの略。不審な挙動の検出や対応など |
SD-WAN | : |
Software Defined Wide Area Networkの略。ネットワーク設定を一元管理 |
SIEM | : |
Security Information and Event Managementの略。各種ログを分析 |
SOAR | : |
Security Orchestration, Automation and Responseの略。セキュリティー運用の自動化 |
詳しくは「BIPROGY技報(旧ユニシス技報)」掲載記事もご参照ください。
SecuritySaaSの連携によるZTNA(Zero Trust Network Access)の実現(ユニシス技報 2021年3月発刊 Vol.40 No.4 通巻147号 掲載)
クラウドセキュリティーにおける課題と解決
企業でクラウドサービスを利用する際に起こりうる課題と解決策を、Q&A形式にまとめました。「Q」をクリックすると、具体的なソリューションを用いた解決策の例が表示されます。
クラウドを取り巻く環境を理解し対策をとる
Office365をクラウド上で利用でき便利になったが、トラフィックが増えプロキシーの負荷が増大し困っている。
クラウドサービスで提供されるプロキシーであるZscaler(ゼットスケーラー)やNetskope(ネットスコープ)を活用すると、負荷が増えてきたときに自動でスケールアウトするので、安全・安心にクラウドに接続できます。
多くのWebサイトの通信がSSL/TLSで暗号化され、IDS/IPSでウイルスを見逃すようになってしまった。
ZscalerやNetskopeにはSSL/TLS暗号化通信を復号してウイルススキャンする機能があり、検知・ブロックが可能です。
社内で禁止されているはずの可搬性メディアや、クラウドサービスが利用されている。
USBデバイスは紛失の恐れがあるだけでなく、デバイスが媒介となるウイルス感染のリスクが高まります。またセキュリティー対策が適切に施されていないクラウドストレージ(シャドーIT)の利用によって情報漏洩のリスクが高まります。Boxを利用すると、信頼されたデータセンター上で安全なデータ保管・管理が可能です。クラウドサービスのためどこからでもアクセス可能で、セキュリティーを担保したまま使い勝手が向上します。
安心して社外の人とファイルを共有したり相互に編集できる場が欲しい。
Boxでは共有フォルダー(コラボレーション)に対して7段階のアクセス権を設定することが可能。読み取り専用やアップロード専用など、共有先や業務内容に応じて細かく適切なアクセス管理ができます。
クラウドならではのセキュリティーリスクと解決策
フィッシング攻撃をはじめ、クラウドサービスのID・パスワードの流出、アカウントの乗っ取りが心配だ。
Okta(オクタ)の多要素認証機能を活用することで、攻撃者の乗っ取りを防げます。仮に攻撃者にIDやパスワードを突き止められても、本人のスマホアプリへログイン動作の通知を行い、身に覚えのない動作の場合は拒否できます。クリデンシャルスタッフィング攻撃という、すでに流出しているID情報を使った乗っ取りや、ノックノック攻撃と呼ばれる気づかれにくいパスワード辞書攻撃に対する対策としても有効です。
多様化するリスクを可視化して適切に管理したい
業務用のクラウドサービスのアクセスを制御して、社外ネットワークからでも適切に利用させたい。
ZscalerやNetskopeのようなクラウドサービス型のプロキシーを活用することで社内はもちろんのこと社外にいたとしても同一のポリシーを適用してWebサイトへのアクセス制御を行うことができます。
従業員が多種多様なクラウドサービスを利用している。危険なものの利用を制限したいが、対策が大変だ。
CASB(キャスビー)サービスであるNetskopeを導入し、プロキシーのログを解析することで従業員がどのクラウドサービスを使っていてどのようなリスクが存在するかを把握できるようになります。
多くのクラウドサービスにある共有機能によって重要なデータが流出してしまうのを防ぎたい。
「社外秘」のファイルを作業だけするつもりでクラウドサービスにアップしたら、誤って共有設定がされていて、流出してしまった...というケースがあります。Netskopeを活用すると、それを検知してファイルを隔離する、削除する、といった対策が可能です。
モバイルデバイスが増えるとともに高機能になり、社員の利用するOSやソフトウエアが多岐にわたり対策が難しい
Boxに作業環境を集約することで、データの保管はもちろん、ファイル編集や閲覧、共有などがクラウド上で完結するため、各デバイスのローカル環境にデータを保持するリスクが大幅に軽減します。
社員ユーザーに、安全かつ便利にクラウドを使ってもらうために
複数のクラウドサービスのID・パスワードをおのおのの従業員に設定・管理させている。かえって作業効率が落ちたり、パスワードの使いまわしでリスクにもなっている。
Oktaのシングルサインオン機能を活用することにより一度認証を終えてしまえば、後はパスワードの入力なしで各クラウドサービスへログインすることが可能となります。
さまざまなクラウドサービスの利用申請があり、適切な許可基準も分からず、苦慮している。
Netskopeではリスク評価をもとに細かい粒度でさまざまなクラウドサービスをグルーピングでき、クラウド利用可否の判断を早めることが可能です。
AWSのようなIaaS環境はプライベートな領域なのでセキュリティー対策は不要?
社内のデバイスが乗っ取られると、プライベートな環境でも攻撃者に縦横無尽に動き回られてしまいます。被害にあった場合に如何に最小限に食い止めるかが重要です。例えばZscalerのZPAやNetskopeのNPAで、各アプリケーションごとにどういった属性の人がアクセスできるか管理する、という対策が考えられます。
ヒューマンエラーをゼロにするのは難しいが、対策を講じたい。
Boxでは適切な権限をつけたまま社内外とデータ共有が可能になります。メール添付をなくしクラウド上のURLでの共有とすることで、万が一の誤送信の際にもアクセス権を無効にすることで漏洩のリスクを減らします。
もっと知りたい
ユニアデックスのオウンドメディア「IT ANNEX+」に セキュリティーに関するさまざまなトピックスを掲載しています。
ちょっとしたブログ、お役立ち情報や動画などたくさんの情報を掲載しています。お客さまの課題解決のヒントがあるかもしれません。ぜひお立ち寄りください。
Why ユニアデックス?
クラウドセキュリティーサービス「CloudPas」で包括的に課題解決
ユニアデックスは、クラウドファースト時代のセキュリティー課題を包括的に解決するため、各種クラウドセキュリティーサービスを統合して提供しています。
Okta(IDaaS)、Zscaler(Secure Gateway)、Netskope(Secure Gateway/CASB/ZTNA)、Omnissa Workspace ONE(EMM)、Box(DATA Platform)、Cybereason(EDR)といった製品を単体で提供するだけでなく、それぞれを組み合わせ連携させ、お客さまのお悩みを解決するための最適な提案をいたします。

ゼロトラスト クラウド&モバイル アーキテクチャー
マネージドセキュリティーサービス「CloudPas MSS」で統合的な運用サービスを提供
ゼロトラストベースの対策を行うには一つのツールだけでは十分な対策になりません。ユニアデックスは、各種クラウドセキュリティーサービスを統合し、お客さまが日々行われる運用を代行するサービスを提供します。
サービス内容
サービスメニュー | サービス概要 |
サポートデスク |
Zscaler」「Okta」「Netskope」「Umbrella」を対象とした技術質問に対する回答および障害発生時における復旧のための技術支援を行います。 平日9-17時対応(障害対応は24時間も選択可能) |
オペレーション |
「Zscaler」のアカウント管理(ユーザー、グループ登録/変更/削除)、URLフィルタリング登録、SSLスキャン解除FWポート、アプリケーションコントロールの設定代行を行います。 「Okta」のSSOの設定代行を行います。 |
レポーティング | 「Zscaler」のトラフィックログを基に月次でレポートを作成します。 |
セキュリティー監視サービス |
|
商品販売元

ユニアデックス株式会社
関連サービス・ソリューション一覧

Zscaler(ゼットスケーラー)
SaaS時代のゲートウェイセキュリティー

Okta(オクタ)
クラウドネイティブ時代の認証基盤サービス

Cisco Umbrella(アンブレラ)
DNSの名前解決を利用した次世代型クラウドセキュリティーサービス

Cybereason EDR
エンドポイントセキュリティーソリューション

Cisco Secure Endpoint (旧称:AMP for Endpoints)
次世代エンドポイントセキュリティー対策

Omnissa Workspace ONE(旧VMware Workspace ONE)
業界をリードするNo.1 モバイル管理ソリューション

Box(ボックス)
容量無制限のクラウドストレージ Boxとは?わかりやすく解説

Netskope(ネットスコープ)
セキュリティーサービスエッジ
関連導入事例

レオス・キャピタルワークス株式会社様
ビジネスの機動力と競争力を高めるOktaでSaaS への効率的で安全なアクセスを実現
更新日:2023年07月20日
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